妻が怒っているワケで

結婚、出産、妻と私の300日戦争

自己完結で相談しない妻

妻は、突然不機嫌になる。

 

些細なことなのか、大事なのかはわからないが、男も気付く努力をしなければいけない…のが一般的だ。

 

だが妻の場合、自分の妄想や不安が広がって、それがイライラや怒りにつながる厄介なパターンだ。

もちろん、その妄想には私のことが含まれている。

 

今回の不機嫌内容は、「子育て」だった。

 

彼女は、私が子育てや家事を全くしないから1人でやらなくてはいけないだろうと、相談もせず自己完結していたのだ。

勘違いしてほしくはないが、全く家事をしないと思っているのは妻だけである。

 

私の仕事を時系列で説明する。

6:00

起床 洗顔

洗濯&洗濯干し

6:30

朝食

7:00

子供を起こし、着替え

7:15

出勤

19:00

帰宅、子供の風呂

風呂から子供を妻にパスし、授乳開始

その間に食器を洗う&自分の仕事着の洗濯

一息つく

20:00

子供寝かしつけ

20:30

夕食

21:00

夕食の片付け&翌日のゴミ出し準備

22:00

一息し就寝

たまに買い出しあり

 

以上が平日の流れである。

妻はこれでも全然やっていないと言うのだから、まだ努力し改善余地はあるのだろう。

 

私はこれらは、嫌々やるわけでもないし育児家事は、女がすべきことなんて微塵も思ったことがない。

 

妻とのズレはそこにあった。妻は自分勝手に「どうせ私がやるんでしょ!!? はいはい!」

みたいな感じで自分の中だけでブチ切れていたのだ。

 

それが徐々に顔に出てきてしまい、冒頭で言ったように不機嫌が完成されるというわけだ。

 

私にとっては、朝起きたときや、仕事から帰ったら、只々不機嫌な妻がそこにいてパニックである。

「俺、何かした!?」状態である。

それに対し、妻は「別に」状態となる。

世に聞く、どこの家庭にもある「別に」攻撃である。

男は、この手の攻撃が非常に面倒で大嫌いな人は多い。

 

私は、皮肉を込めて

「別にモンスター」

と呼んでいる。

 

その 別にモンスターは そろそろ職場復帰を控えているわけだが、保育園の迎えやら、家事やら全部自分が「しなくては」いけないと不安を抱えて、ストレスMAXでいた訳だ。

 

これはね。別にモンスターさん。

普通に相談してくれよ!

 

先に申し上げたように、私は家事や育児が嫌いな訳じゃない。下手な事もあるが…むしろ楽しい。

むしろ仕事の方が嫌々やっている。毎日嫌な人と顔を合わせ、いう事も聞かない後輩と一緒にいるほうがストレスが多い。時に憎しみさえ生まれる。

 

育児も仕事もお互い様だ。

まだ育児は自分の愛する子供が相手だから、ストレスは溜まりさえするが、憎しみなぞ生まれるはずがない。

 

となれば、私は育児家事はやる様にしているのだからまずは相談をして欲しかった。

それで不機嫌になられては堪ったもんじゃないです。

 

私が何もしないと思わせてしまっていたのだ。

大いに反省しなければ。

 

「別にモンスター」が本音を打ち明けるまでに3日かかり、私が疲弊しきったのが言うまでもない。

という話。