微熱で叱責
なんだか朝から、体が重い… そんなこと言えない。
なんだか関節が痛い…そんなこと言えない。
頭痛も少し…言えない…
妻も体調が悪かろうが、子育てを必死でやっている。
もし体調不良がバレたら、心配どころか妻を怒らせてしまう。
倒れても隠し通さなければいけない。(T-T)
昔から妻は、私の体調管理にはすこぶる厳しいのだ。
今日はシンドイの一言で、妻は1日中不機嫌となる。
こっちはシンドイのに、絶対に優しい言葉は無い。
何を甘えているのだ!
死んでも家族に尽くすと結婚した時に誓ったのだから、例えそのまま死んでも悔いはない。
ただの風邪では死なないのだがね。
しかし、夕方、熱を計っているのがバレる。
詰めが甘かった。
37.1℃…
…
何とも言えない結果。
妻には「何度?」と聞かれた時、恐怖のあまり正直に答えてしまったのだ。
これしきなら、36.8℃だったと嘘をつけばよかったと後悔しても遅かった。
夕食時には一言も口を聞いてはもらえないのだった。
もしこの記事を読んだ独身男性がいるなら。
結婚なんかしない方がいい。
風邪を引いて心配もしてもらえないのなら、一人でゆっくりと寝ていた方がマシである。
優しい彼女でも、結婚し母親になったら、男なんかに構ってはいられないのだから。
だが、超前向きに言うならば、それも幸せの一つだろう。
一人でいることの楽さ、大変さ。
家族といることの楽さ、イラつき。
常に両極端に位置している、どっちの人生も正解。
人それぞれである。