変化すること自体がストレス
私の職場が変わることになった。
それは、勿論家族の為であり収入もアップする。
子供が生まれ家族が増えたことで、生活環境が変わり、特に仕事でのステップアップは考えなければいけない。
いわゆるヘッドハンティングというやつで、仕事においては成功のきっかけになるだろう。
今の会社はもう今以上に昇級は出来ないとの事なので、誰でも将来の事を考えれば良い会社に行く洗濯をするハズだ。
将来の事を考えお金は大事。
でも妻は違った。
お金も生活安定も全て大事。
いいとこ取りがしたい。
会社が違えば、多少なり今と生活リズムの変化は仕方ない。
大抵の夫婦はそこを協力し合い、一番良い方法を考える。
のだが、しかし
妻にとっては変化すること自体が、不安でストレスになるのだ。
お給料が上がるも下がるも、後の話。
生活リズムが変わる事が不安なのだ。
「保育園のお迎えはどうすんの?」
『は?』
思わず、何を言っているのだ??と時間が止まってしまった。
私からしたら、そこを考えよう!
と声をあげたいところだが…
妻が言いたいことはわかっている。
要するに、
妻は
明日、明後日の話で頭が一杯なのだ。
私の会社が変わって、生活リズムに影響が出ることを恐れているのだ。
毎日の風呂、食器洗い諸々、仕事が変わってくるのではないか?
そう、妻はルーティン病である。それが崩れるのが何よりも怖い。
私はと言うと、
家族の将来的なことを考えて
3年、5年、10年後の話をしているのだ。
ここで男と女では考え方二分してしまう。
妻も、今の脂の乗った年齢で転職することはメリットがあるのはわかっている。
妻の明日、明後日が終わってから、さあお金が必要だから、転職して頂戴なんて都合の良いことはあり得ないのだ。
妻もよくわかっている、多分…
ここからは妻の不安に対してのQ&A
「その会社が潰れたらどうすんの?」
A.今の会社も同じ、それに給料はずっとこのまま
「娘の保育園は?」
A.だから、3年、5年後が随分楽になってるはずなんだけど
「私が子供の成長で、働けなく時期があるけど、どうすんの?」
A.だから転職するんだけど
「今の会社の方が硬いと思う。私が働けなくなるから」
A.何を根拠に硬いと?(逆質問)
「もしこのまま給力が上がらなくても、私が働くから」
A.いや、さっき働けなくなる時期が来るって言わなかった。
矛盾してるよ。
これらのように、とにかく妻は明日、明後日の生活の話をするものだから、辻褄が合わずに意見が一貫しない。
だから私は、普段から生活に関わる話は結果の報告のみに留めるようにしている。
ますます、混乱してしまい、喧嘩に発展するからだ。
妻であるなら、たまには夫のことも信じてもらいたいもんだ。
夫婦というのはそう言うものなのかもしれない。
この件で結局は、真の底から理解し合えることなんて無いのだと思った。
私は私で、妻のためになると思うことを信じて、進むのみ。
これは妻も同様だろう。
それぞれがそれぞれの立場で、お互いの立ち位置を確認し、まあまあ生きていければ。