夫婦は同じ方向を見つめてはイケない
「愛とはお互い見つめあうことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
ちょくちょく、よく聞く言葉。
これは
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名言ということで有名らしい。
夫婦でもあてはまるのだろう…とは、私は思わないのだ。
なんとなく、いい言葉っぽいから、夫婦関係で悩んだ時にこの言葉で慰められている人もいるとは思う。
しかし、これは夫婦お互いがめっちゃくちゃに良くできた人格者で、大人としての器があって、信頼関係バッチリの場合に限ると言いたい。
私のブログでは、妻を始め女性の子育てや仕事に奮闘する素晴らしさについて綴っている。
よく考えてみてほしい。
お互いが同じ方向って…
妻は毎日のこと、明日のことで精一杯生きているのだ。毎日、イライラしながら。
果たして、その「方向」とらを向く余裕はあるのだろうか?
無い。
ここで、私も提言したい。
「愛とはお互いに見つめ合うことではなく、相手が見ているものは何なのか知り、見守ることだ。」
逆説的だがお互いを見ることは、我ら庶民には必要なのだ。
同じ方向を見ていたとしても、妻が私と同じ位置からその方向を見ているとは限らないからだ。
だからこそ相手のことをしっかり見ないとイケないと思う。
ウチの場合で言うなれば、子育てに目が向いている妻へ私が目を向けるという感じである。
野球の外野から内野への中継プレーの様な…
余計分かりにくいか(笑)
妻が見ている方向を一緒に見ることこそが、愛と信じ生きていこうと思う。