男の子育てで気づいた事
娘が風邪気味なので、たまたま仕事が休みだった私が病院へ連れて行くことになった。
小児科はどこも混んでいて、世間ではこんなにも同じ日に子供が熱を出すのかと関心を持ってしまった。
発熱は、突然だから仕方ない…
さて、本題。
私は娘と二人で受診した。
1歳になったばかりの娘で、まだ重病ではなかった為元気いっぱいに待合室を動き回っていたので大変だった。
いつものことなので、特には気にならず余裕のある私。
ふと周りを見てみると、当たり前といえばそうなのが、母親と子供のペアばかり。
父親と子供のペアは私だけだった。
他の父親も後から入ってきたが、それは妻に付き添いただ子供を抱いているだけで何かの役に立っているとは見えない。
ウチの地域レベルの話だが、父親が子育てをすることは極珍しい。
私は、それを何と情けないことか…と思っている。
病院に連れて行くと言っても、ただ連れて行き診せるわけではない。
病状の報告、受付、支払い、各種証明や保険証の提示、オムツの交換、薬の説明を聞く、諸々を一人でこなさなければならない。
世の母親たちは、当然それをこなしている。それも毎日。当たり前に。
本当に頭がさがる。
もちろん外で自分以外に父親、子供のペアを見ないわけではない。しかしそれは、子供がある程度大きくなって話せる様になり、コミュニケーションが取れる場合しか見たことがない。
さらに子育てと言えるほどではなく。休日に公園に連れていく程度である。自分はスマホをポチポチと…
鼻で笑ってしまう…
それで、やった気になっているなんて。
それで自分の妻から感謝されているとでも思っているのか?
自己満である、ただ子育てした気になっているだけ。
我々、共働き世代。
なぜ女性だけが子育てしなければいけないのか?男は仕事さえしていればいいのか?
馬鹿げている。
仕事を一生懸命なんて、ただの言い訳である。
仕事を一番に持っていけるのは、せいぜい年収700万以上になってからにしてもらいたい。
私も恥ずかしながら、年収は500万いかない程度しかない。
だから仕事さえしていればいいとは到底思えないのだ。
本当に恥ずかしい…
だから私は今しかできない、子育て。子供が大きくなって行く時間を見届けるのだ。
だから子育て仕事は、当たり前の様にできなければいけない。
妻と同等レベルにだ。離乳食だけは中々腕が上がらないが(笑)
「世の中に年収700万にも満たないくせに、子育てやっている気になっている愚かな父親はいねぇ〜が〜」
しっかりしろ!男!とつぶやいておこう。
逆に、稼ぎがしっかりしてれば、子育てなんかしなくていいとも逆の考えを持っている私なのでした。
そんな一日。