妻が怒っているワケで

結婚、出産、妻と私の300日戦争

家庭に笑顔はいらない

妻の本心に迫る。

 

家庭に笑いは求めてはいけない。

 

私が目指して努力してたものが音を立てて崩れ去る。全くの無意味だった。

 

私は、外ではどちらかというと笑わないし少し怖い印象さえある。家では良く喋り、よく冗談も言う。

 

しかし、そこに大きな地雷が埋まっていることを妻に教えられた。

 

多くの女性は、冗談なんか大嫌いだ。ムカッ腹が立ってくる。

そのくっだらない冗談の中の一言が、いつも喧嘩の原因だった。

 

全ては私が悪かったのだ。

 

妻は外で良く笑い。

家では常にイライラと闘っていたのだ。

私に。

 

なんと私が家庭に求めていたものは、妻は必要としていなかったのだ。

 

妻はただ毎日を必死に生きている。

妻は素晴らしい。

 

夫婦仲良く、笑いに溢れたなんてあり得ない。

 

くだらない夢は、儚く消えた。

 

「家庭に笑いはいらない」

その通りかもしれない。これが現実だろう。

 

偶然の笑い程度でよい。

 

妻を見習って、毎日を必死に生きるのだ。

 

女は現実主義。今日、明日を目指す。

男は理想主義。3年5年10年先の理想を目指す。

 

根本的に違うのだ。

喧嘩しない夫婦なんて存在しないのだ。

 

しばらく妻には好きな様にしてもらい。

なるべく空気の様になるしかないのだ。