仕事と子育てどっちが大変!?
子育てをしている妻には言ってはいけない事がとても多い。
妻は育児休業中なので、毎日家にいるのだが育児が毎日のこととなると、ノイローゼ寸前になってくる。
そんな妻に向かって、「毎日休みでいいね」「 時間あるから」などの一言は絶対に口が裂けても言ってはいけない。
育児は子供中心の生活スタイルであるため、自分の思うように仕事ができない。
子供が泣いたら、すべての作業を中断しなければならない。
時間との戦いなのだ。
時間などあるはずもない。だから妻は1分1秒、やることを決めルーティン化しているのだ。
一見非効率で手間がかかるように感じるが、実はその反対で、非常に理にかなっており自分の生活にとって効率的なのである。
私も、皮肉込みでブログに書いたりをしているが、それは妻の聡明さを理解しているからこそ、外に向けて発信できるのである。
育児の大変さ、時間との戦い、それは夫次第で必ず改善できる。
体力的に上回っているのは、当然男の方である。
だから夫が育児と仕事の両面で頑張ることが求められる。至極当然のことなのだ。
私は休日は子供と一緒に過ごし、妻は自分のやりたい家事をしている。
そんな私にとって、仕事と育児どちらが大変か。それは「明白」である。
当然、
仕事である。
妻は、イライラしている時に私に向かって
「育児より仕事の方が楽でしょ?」
とぶっ込んでくるわけだ。
妻からすれば、仕事で外に出て育児以外のことができることが羨ましい様であるが、それは違う。
仕事でも、ほぼほぼ同じことの繰り返しなのである。
同じ業務。同じ人間。同じようなお客さん。
やる事は、それほど違わない。
仕事と育児
問題は「対象が誰か」
なのである。
仕事は、やり甲斐があるのだが、現実は辛いこと90%楽しいこと10%だ。
ほとんどの仕事がそうだろうと思う。
それに職場では面倒臭い業務、嫌な上司、人間関係、嫌な客、これらが対象である。
作り笑いも限界である。
育児は、外との繋がりが希薄になることが辛いと言えるだろうが、
対象は愛する我が子。
時にイライラすることもあるだろう。
しかし、嫌いになるはずがない、というのがポイント。
もちろん、やり甲斐はありまくりである。
給料は出ないが、立派で楽しい仕事である。
私からすれば、仕事の方がシンドイのだ。
妻に、「仕事は楽でいいね」と言われた時は、心の中で、ブチ切れた。
私は育児が楽だなんて思っていない。
仕事より育児のほうが、絶対に良い。